「青い鳥」見た
- 2015/10/29 17:45
- カテゴリー:映画など
私はこんな名作を忘れていたのか…。
見始めてすぐ思い出したけど、どんな映画か忘れていました。
もーね。涙が出て涙が出て、ぼたぼた流れ落ちて困ってしまう映画なのです。
私はいじめられっ子でしたのでイジメのお話には弱いって面もありますが…。
阿部寛さんがほんと良い。どもって喋るちょっと変わった教師役なのですが、人間の何が大事かを教えてくれます。
いじめで自殺未遂し転校してしまった野口くん。私は彼の気持ちがよーくわかります。痛くて痛くてしょーがない。
先生は転校して今はいない野口君の机を倉庫から出してきて、教室のもともとあった場所に戻します。そして毎朝毎朝「野口君おはよう」と声をかけるのです。
「みんな間違ってる。園部君は今本気で言った。本気で言ったことは本気で聞かないとダメなんだ」
「人を踏みにじって、苦しめようと思ったり、苦しめていることに気付かずに、苦しんでる声を聞こうとしないのがいじめなんだ」
この映画では野口さんをいじめてた子らも最後には良くないことをしたと悔いるのですが、私は知ってます。ろくでなしは反省なんかしませんし、人を踏みにじったって何とも思わないのです。
ろくでなしはきっとこの映画を見ても、何とも思わないのでしょう。
いつまでたってもいじめは無くならない。人の気持なんか誰も知りたいと思ってない。